私と相棒と vol.5
翌朝。
車中泊した駐車場の周りも素敵なコースがあったので、風太とお散歩してみました。
この辺りは視界を遮るものがないので、どこまでも続く緑が美しい。
今日は何も予定がないのでゆっくり過ごします。
風太。携帯、タブレット。そしてデリカ。
風太は私の精神的な部分を全面サポート。
タブレットはナビの代わりもしてくれたし、色々調べるのに重宝しました。
携帯電話はもちろん色々な問い合わせにも、人との連絡にも。
もちろんデリカは、私と風太を乗せて1,888kmの道のりを走ってくれました。
昨日のお散歩コースがとても気に入ったので、今日も行ってみることに。
気持ち良い散歩も終えて、今日はぼちぼち帰ろうかなぁと思ったけど、どうしても昨日の乗馬クラブに遊びに行きたくてオーナーに連絡。
「いつでもおいでー」って言ってくれたので、お邪魔しました。
やっぱり乗馬大好き。
この日は3回走らせてもらいましたが、馬って本当に人間の気持ちをよく読みます。
1、2回目は気持ちよく走れて、私も「走れてる」って感覚があったのですが、3回目は何か私が馬のリズムと合っていない感じがありました。
そしたら馬が走るのを辞めてしまったんです。
私のリズムと気持ちが馬に伝わったんだなぁという実感がありました。
動物には嘘はつけない。恐ろしいほど見透かされます。
こういうのがあるから、動物と関わるのはやめられない。
風太のあまりの喜びように、オーナーが写真撮っていてくれました。
奥さんがピザを買ってきて下さって、一緒に食べようと誘ってくれました。
ひょんなことで出会った大阪の姉妹の方とお友達になり、連絡先交換して、また大阪で会う約束しました。
夕方に大分を出発し、山口のPAで就寝。
翌日のお昼15時過ぎに自宅に到着しました。
最初雨は降るは、桜島は噴火するは、来るんじゃなかったかなって思ったけど、たまたま義まま。との電話で桜島の噴火を知りました。
知らずに行ってしまってから後悔するより良かったし、これまた偶然に義まま。と連絡取った日に、ルナアル家の皆さんが義まま。と一緒に京都にいたので、大分でお会いすることが出来た。
鹿児島に行かなかったので乗馬クラブに行けて、その浮いた交通費とガソリン代で2日も馬に乗ることが出来て、『ピン』とくる出会いがあった。
この旅に来るために、パパが車の後ろにベッド組んでくれました。使いやすようにと電気コードなんかも引っ張ってくれて、交通安全のお守りも貰ってきてくれて、快く送り出してくれました。
相棒の風太がいてくれたおかげで、たくさんの人たちが笑顔で話しかけてくれました。
風太パワーはすごいです。
私自身、心細い思いをしなくて済みました。
『ピン』ときた出会いのおかげで、自分が本当にやりたいことや目標が見えてきました。
迷った時こそ、視野を広げなければいけない。
そして自分が向かいたい道で成功している人の話を聞くのが一番の刺激になる。
乗馬クラブのオーナーは40年も馬に関わっていて、乗馬はもちろんのこと「育てる」ということがとても上手な人だと感じました。
馬に対する考え方を聞いていても、それは犬との接し方にも通ずるものがあり、とても共感出来た。
目の前にかかっていた霧が晴れたような、清々しい気持ちで帰宅できました。
今回の旅は、家族に支えられた旅でした。
パパの協力なしでは実現しなかったし、ミュウとりんくもお留守番を頑張ってくれました。私が帰ってきたら、もう大喜びで甘えまくり。
そしてずっと付き添ってくれた相棒の風太。
この5年でなんと立派な頼もしい相棒に成長してくれたことでしょう。
みんな本当にありがとう。
そして旅先で出会った人たち、親切にしてくださったルナアル家の皆さん、本当にありがとうございます。
よし。
自分の思ったように人生挑戦してみよう。
いいじゃないか。
1+1の答えは2って決まってるけど、人生の答えは一つじゃない。
たくさんの人が選んだ道が正解だとは限らない。
例え見た目の形が変っても、例えば私が家族を大切に思う気持ちはずっと変らない。
根っこが腐らなければ大丈夫。
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