舞い降りた天使
ここ数ヶ月ずっと迷っていることがありました。
まるに全身麻酔をかけるか否か。。。
うさぎの歯は伸び続けます。牧草などを食べて歯を削っていかなければならないのですが、まるは昔から牧草を食べてくれません。
歯が伸び続ければ上下の歯がぶつかって、真っ直ぐに生えられずほっぺの方に向かって伸びてしまうので、ほっぺに当たって痛くてご飯が食べられないということになってしまいます。
だから定期的に歯を削ってもらっていました。
でもそれには全身麻酔が必要。
衰弱している今のまるに全身麻酔が耐えられるのか。
でも処置しなければご飯を食べられなくて、死んでしまう。
悩んでたらお友達が言ってくれました。
「とりあえず歯切りの予約入れてみたら?そしたらまるちゃんが何かしら答えに導いてくれるかもしれないよ。」って。
だから予約入れました。
そしたら前日、もう今日でお別れかと思うくらいに調子悪くなりました。
だからキャンセル。
そして翌週6月3日、予約を入れ直しました。
前日。
まるを胸の上に乗せて寝ました。
たくさん撫でて、たくさん話しました。
明日が来るのが怖くて怖くてたまりませんでした。
でも時間は経つ…
当日の朝。
私が怖がっていても仕方ないので病院へ。
今日はパパも風太も一緒。
先生にまるを預けて、何かあったら絶対に携帯に電話して下さいと、しつこくお願いしました。
直前のまる。
預けた後は病院の近所のドッグカフェでお昼ご飯を食べて、近所の公園で風太とお散歩。
携帯鳴るなー、鳴るなーって念じながら。
ご機嫌に歩いてるけど、とにかく今日は暑過ぎ
何やら競技会やってました。
良いなぁ、乗馬
あまりにも暑いのでちょっくら小川に入水させてあげたら、水の中でゴロゴロしてた
その後はホームセンターでお買い物。
まるの使うおしっこシートを購入。それからまるの自然療法の次回の予約も入れた。
まるにはまだ先があると思いたいから。
そしてお迎えの約束時間の17時。
少し前に受付をして、まるが帰ってきてくれるのを待ちました。
なのに。
後から来た飼い主さんに他のうさぎは返されていくのに、まるが帰って来ない。
受付順に呼ばれるはずの診察室。
私の番号だけ飛ばされました。
絶対おかしい、何かあったんだ。
心臓がドキドキして、手が震え始めました。
何か話したいのに、口を開けばパパに「まるは?」って聞くばかりの私。
もうダメなら仕方ない。とにかくまるを返して
何度もそう思いました。
私の不安が風太にも伝わったらしく、心配そうに何度も私を見てました。
20分後、院内放送で呼ばれたので走って診察室へ。
やっぱり麻酔から醒めるのが他の子たちより遅く、ずっと酸素室に入れてもらっていたらしい。
先生に何度もお礼を言って、風太とパパが待つ待合室へ。
椅子に座った途端、涙がどーっと溢れました。
痩せに痩せて700gちょっとしかない体で、本当によく頑張ってくれた。
小さい体をギューって抱きしめて、「おかえり」と言いました。
今までの私の人生で嬉しい出来事ベスト3入りです
歯切り後、劇的に元気になったかと言われたら答えはNOなのですが、食べるのが楽になった様子なので、思い切って良かったと思っています。
私のブログのタイトルは、もちろん4匹の子供たちのことを指しているのですが、まるはもう「いっぱいいっぱい天使☆」です。
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