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2011年3月15日 (火)

「ありがとう」と言ってみよう

テレビをつければ当たり前だけど、どのチャンネルも地震情報。

今日はやっとニュースの合間にCMが入るようになりましたね。

どんどん増えていく死者や不明者の人数。

当たり前だと思っていた日常を送れず、家族や友達を亡くし、家や車、職場が津波にさらわれ、絶望感に苛まれている人たちがいる。

その中でも「命が助かっただけで良かった」と思って頑張っている被災地の方々。

現地の様子をテレビで見る度、涙が出そうになります。

でも悲しいことに、この状況を利用して犯罪を試みる心無い人間もいるようです。

報道関係の取材の仕方は、残念に思うものが多々ありました。

必死に救出作業をしている被災地の上空を、大きな音を立ててヘリで飛び回る。

一生懸命に説明しようとする担当者にとにかく偉そうに物を言う。

何様なんだろう。。。

テレビで電力会社の方や、鉄道会社の方、官僚の方などが責められている場面をたくさん見ました。

日常生活に混乱をきたすことは、確かにストレスのかかることです。

でもこんな時こそ「ありがとう」という気持ちを持って過ごしてもらいたい。

私たちが温かい布団の中で眠っている間も、関係者の方々は徹夜で対応してくれているはず。

今までに例のない状況に戸惑っているだろうし、必死に対応してくれていると思います。

記者会見してるおじさまたちの、無精ひげや額いっぱいの汗、緩められたネクタイを見てあげて下さい。

人を責めたからって何も始まらない。

海外からも日本のために救助隊がたくさん来てくれています。

こんなサイトを見つけました。

http://prayforjapan.jp/tweet.html

本当に苦しい思いをしている人たちの方が「ありがとう」の気持ちをいっぱい持ってる。

私は最近、誰かに「ありがとう」と言われるようなことをしただろうか?

何もせずに人を責めるのではなく、何も出来ないのならせめて必死に動く人たちに「ありがとう」と言いたいですよね。

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