懲りずに山歩き
一昨日のしんどい山歩きに懲りもせず、土曜日も風太と山歩きに行ってきました。
パパが仕事だったので、私と風太とまた2人。
ハイキングの本で調べたのですが、電車やバスで行く人向けの本なので、コースの出発点がバス停だったり、駐車場が無かったりとマイナス点もあります。
とりあえず現地へ向かい、バス停の近くのお寺の駐車場がお借りできるか住職様に尋ねに行きました。
住職様は快く「どうぞお使い下さい。」と言って下さったので、駐車場確保。
そこからハイキングコースへと向かいます。
毎回こんな景色ですが
ここからがハイキングの始まりです。
右側は舗装された道路で、左側は山道。
同じ”母子大池”という池に続きます。
時間のことを考え、往路は山道を、復路は舗装道を選ぶことにしました。
まぁこれも見慣れた景色です
もう少しハイキングの人がいるのかと思いきや、完全貸切。
今日も呼び戻しの練習は続きます。
目的地まで3km。
まだまだ余裕
この草むらの下に川が流れています。
どうしてもそこに下りたい風太。
ここはリードをせずに、コマンドで川行きを防ぎたいところ。
何度も川へ下りようとしますが、私の「ノー」や「バック」のコマンドで戻ってきます
うんうん、順調順調。
目的地まで2kmの地点辺りで、一向に代わり映えしない景色に飽きてきました。
しかも風は強いし、雲行きも怪しい。
段々心細くなってきます。
そして風太がちょっと草むらを覗いた時、草むらの中から大きな鳶?鷹?鷲?
とりあえず大きな鳥が2羽飛び出してきました。
かなりビックリした風太。
攻撃されたら大変なので、風太の方に走り寄ろうとしたら、その鳥がコチラへ向かって低空飛行で近づいて来ました。
私が風太の方へ向かうと、鳥に向かっていくことになってしまうので、慌てて風太を呼び戻し鳥が行き過ぎるのを待ちました。
何も起こらず終わりましたが、ここで私の心が折れる
「帰ろうかな… でも折角半分以上来たし。池も見たいし。」(心の葛藤)
葛藤の末、先へ進むことにしました。
1時間少し歩いて、母子大池のある公園に到着。
喜んで大池を眺めると
大沼????
干上がって全くお水がありませんでした
ハイキングガイドでは、ここでお弁当休憩をする人が多いと書いてあった東屋。
だーれもいません
ここまで人がいないと、完全に心細くなる。
本当はここでおにぎり食べようと思ってたんですけど、なんか食欲無くて給水休憩にしました。
風太はどこでしょう。
正解はココ(笑)
こんなことでもしないと、間が持ちませんよ
帰りはここから、舗装道を通って滝を見て帰ります。
そしたらその公園を出た所にある畑でお仕事をされてるお婆さんがおられました。
「こんにちは」と挨拶すると、「鳥を撮りに来たの?」と尋ねられました。
首からカメラぶら下げてるからねぇ。
「いいえ、お散歩に来ました。」と答えると、「今年は何もないのよ。鳥もいないし、大池も干上がってるし、猪やアライグマに荒らされて野菜もろくに収穫できない。」とお婆さん。
これは猪避けに張った網だそうです。
これで猪はなんとか防げるけれど、アライグマは無理だそうで…
「この辺は暗くなるの早いから、早く帰りなさいよ。」と言っていただいて、お別れしました。
ここまで誰にも会わなかったので、お婆さんとの会話にちょっとホッとした瞬間でした。
少し元気を取り戻して、帰り道を進みます。
この辺はお茶の産地で茶畑がたくさんありました。
ちょっと記念撮影です。
陽も射してきて景色も良く、すっかり元気を取り戻した私は帰り道を進みます。
ですが、帰りは帰りでずーっと同じ景色。
また飽きてきた上に、藪ばっかりで正直怖い
こっちは舗装道なので、たまーに車が通るのですが、みんな怖い人に思えてきて、ビクビクしながら進みました。
途中にある「尼ん滝」
滝って言っても落差8mだそうですが。
赤く染まるもみじの中の滝はキレイでした。
でもこの後は、また同じ景色がひたすら続く。
鳥肌が立つような落し物まで見つけてしまって、私のテンション急降下
最初見た分岐点を見つけた時は、「助かったー」って思っちゃいました。
今日は2時間半のハイキング。
山歩きは好きだけど、ちょっと場所選び考え直そう
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